丁薛祥副総理がカザフスタン訪問 両国協力委員会第11回会議主宰など

2023-11-30 15:00:09  CRI

 丁薛祥中国共産党中央政治局常務委員・副総理は26~27日にカザフスタンを訪問して、同国のトカエフ大統領やスマイロフ首相とそれぞれ会談したほか、スクリャル第1副首相とは会談以外にも中国・カザフスタン協力委員会第11回会議を共同主宰しました。

 丁副総理はトカエフ大統領との会談で、「双方は両国指導者の重要な共通認識の実行を導きとし、質の高い『一帯一路』共同建設の推進を主線として互恵協力を広げ、両国の恒久的な全面的戦略パートナーシップをより高いレベル、より広い空間に向けて手を携えて前進させる必要がある」と述べました。

 トカエフ大統領は「両国は国と国の友好協力の模範だ」と述べ、「質の高い『一帯一路』共同建設を断固として支持し、中国企業の投資と興業を歓迎する」と表明しました。

 丁副総理はスマイロフ首相との会談では、「双方は運命共同体の精神に基づいて、互いの核心的利益にかかわる問題で支持しあわねばならない」と強調しました。

 スマイロフ首相は、カザフスタンの姿勢について「一つの中国の政策を断固として貫き、中国との恒久的かつ全面的な戦略パートナーシップをさらに強化し、二国間と多国間の協力を拡大つづけてしていく」と述べました。

 丁副総理は27日には、スクリャル第1副首相と中国・カザフスタン協力委員会第11回会議を共同主宰しました。中心的な議題はエネルギーや経済貿易、金融、交通、科学技術、人文、環境保護、安全などでした。(朱、鈴木)

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