中米関係の安定した発展への世界の人々の普遍的な期待は不変=外交部

2023-11-30 21:01:49  CRI

 外交部の汪文斌報道官は30日の定例記者会見で、記者から「米国のシンクタンク34社と民間組織がこのほど共同で公開書簡を中米両国の首脳に、両国関係における危険な摩擦を減少させるよう共に取り組み、地球の保護や世界の平和と繁栄に関わる問題での協力を強化するよう呼びかける公開書簡を送った。中国側はこれをどのようにコメントするのか」との質問を受けました。

 汪報道官は、「両国首脳はこのたびのサンフランシスコにおける中米首脳会談で、中米関係の戦略性、全体性、方向性に関わる問題や世界の平和と発展に関わる重要な問題について率直で踏み込んだ意見交換を行い、中米両大国の正しい付き合い方を改めて検討し、中米両国が共に担う大国としての責任をさらに明確にし、未来志向のサンフランシスコ・ビジョンを形成し、一連の共通認識と成果を得た。これらの共通認識と成果も、中米両国国民に共通する意思と国際社会の普遍的な期待を反映し、代表するものだ」と説明しました。

 汪報道官はまた、「習近平国家主席が米国友好団体の合同歓迎レセプションで指摘したように、情勢がどのように変化しようと、中米が平和共存する歴史の論理は不変であり、両国国民の交流と協力に対する根本的な願いは不変であり、中米関係の安定した発展に対する世界の人々の普遍的な期待は不変だ。われわれは、両国の民間各界が引き続き共に努力することで往来と交流を多く行い、中米関係の健全で安定した持続可能な発展を推し進め、世界の平和と繁栄を促進するために強大な力を結集することを希望する」と述べました。(RYU、鈴木)

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