カナダ側が中国を「恣意的拘束」と中傷 完全に是非を混同=外交部

2023-11-29 20:33:45  CRI

 中国外交部の汪文斌報道官は29日の定例記者会見で、中国でスパイ活動を行っていたカナダ人2人の内紛事件について、「カナダが、いわゆる『恣意的拘束』を行ったとして中国を中傷しているのは完全に是非を混同しており、逆ギレだ」と指摘しました。

 カナダ紙「グローブ・アンド・メール」の報道によると、中国でスパイ活動の疑いが掛けられたマイケル・コブリグ氏は朝鮮に関する敏感な情報を無意識にマイケル・スパバ氏に共有しました。マイケル・コブリグ氏はその後、関連情報をカナダ政府とUKUSA協定加盟5カ国(ファイブアイズ)に提供したことで、2人が中国側に逮捕されたということです。

 これに対して、汪文斌報道官は、「マイケル・コブリグ氏とマイケル・スパバ氏には中国の国家安全に危害を及ぼす犯罪の疑いがあり、中国の司法機関が厳格に法に基づいて事件を処理している。報道によると、カナダがいわゆる『恣意的拘束』を行ったとして中国を中傷しているのは完全に是非を混同しており、逆ギレだ。カナダ側がねつ造したうそが、時を経て、事実によってついに暴かれた。カナダ側のしたことは完全に身から出たさびだ。カナダには事実を尊重し、自らの過ちを深く反省し、世論をミスリードして責任をなすりつけるのをやめ、中国への中傷をやめるよう忠告する」と指摘しました。(馬げつ、坂下)

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