ウルグアイ大統領 「一帯一路」共同建設で中国との協力拡大に期待示す

2023-11-25 14:12:25  CRI

 ウルグアイのルイス・ラカジェ・ポウ大統領はこのほど中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応じた際、「中国政府は『一帯一路』共同建設を全力で推進しており、この面で中国と協力するきっかけを見いだすことを望んでいる」と述べました。

 中国とウルグアイは、地理的には遠く離れていますが、長年にわたり中国はウルグアイにとって最大の貿易相手国です。実際にウルグアイの輸出全体の約3割は中国向けとなっており、2022年の対中輸出額は過去最高を記録したということです。

 ラカジェ大統領は、「『一帯一路』共同建設イニシアチブの観点で見れば、ウルグアイは間違いなく中国の最良の戦略的協力パートナー国の一つだ。中国は商品や食品の安全性における安定した保障を求めているが、われわれは高品質で環境に優しい製品を提供できる。双方の間には強い補完性があり、従って、これはウルグアイにとって大きなチャンスとなっている。ウルグアイの国民も政治家も、中国との協力を深めるべきだとの認識で一致している」と述べました。

 今年で10周年を迎えた「一帯一路」共同建設イニシアチブについては、「この10年間、ウルグアイは幾度か政権が交代したが、いずれも『一帯一路』共同建設イニシアチブに対して同じビジョンを堅持している。これこそ両国関係発展の礎となっている」と話しました。

 ラカジェ大統領は、インタビューの中で何度も「信頼」という言葉でウルグアイと中国の関係を形容していました。ラカジェ大統領は、貿易・交流や感染症対策、南南協力などさまざまな面において、中国はウルグアイにとって信頼できる良きパートナーであるとの認識を示すと同時に、今後、中国とより緊密な二国間関係を築くことに期待を寄せました。(ZHL、MI)

ラジオ番組
KANKAN特集