北京
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第7回世界ダブルダッチ上海大会のスピード種目決勝で、17歳の少年3人が30秒で276回、平均1秒9.2回を実現し、優勝しただけでなく、大会記録も更新しました。
ダブルダッチは国際的な縄跳びの重要な競技で、向かい合ったターナーと呼ばれる2人の回し手が2本の縄を内側に回し、その中でジャンパーと呼ばれる跳び手が技を交えながら跳びます。
12日に行われた上海大会で、ジャンパーの黄俊凱さんとターナーの王懿楠さん、姜大礼さんの3人組が優勝しました。ターナーは左右の手にそれぞれ1本の縄を持って交互に回し、速きこと稲妻のごとし、縄の影すらよく見えません。ジャンパーの黄俊凱さんは体をかがめ、両足をモーターのようにして交互に跳びます。3人の完璧な協力のもと、30秒のスピード種目で276回跳び、優勝しました。
黄さんは、「今回優勝できたのは、僕たち3人が小学校から一緒に訓練して、お互いによく知っているからだ」と話しました。黄さんの話によると、3人は高校3年生で、小学生の時にダブルダッチを始めました。今回の試合では優勝しましたが、これはチームの最高成績ではなく、2019年の世界大会で平均1秒9.6回の成績を記録し、ギネス世界記録を更新したことがあります。
ダブルタッチは、ターナーとジャンパーが同じようにリズムが速く、完璧に一致してこそ、良い成績を収めることができます。チームの協力が極めて重要で、黄さんの速い跳びと2人のターナーの速い動きが一致するには長期的な練習を経なければなりません。黄さんは、「2人のターナーは縄を回す力の強さを合わせなければならない。1人が力を入れすぎると、跳ぶのが順調にいかなくなる」と話しました。
現在、3人は共に来年の大学入試の準備をしています。それぞれ夢を持っていますが、ダブルダッチを続けていくことを決めています。(Mou、藤井)