外交部 関係各当事者が朝鮮半島問題の根本原因を直視するよう呼びかけ

2023-11-21 18:48:39  CRI

 外交部の毛寧報道官は21日の定例記者会見で、朝鮮問題を解決する上での中国の役割に関する質問に答えました。

 毛報道官は、「中国は関連する報道に留意しており、最近、米国の戦略爆撃機や空母作戦群が頻繁に朝鮮半島に出現していることにも注目している」と述べた上で、「朝鮮半島情勢が引き続き膠着状態に陥るのを放置することは、各当事者の根本的な利益に合致しない。中国は関係各当事者が朝鮮半島問題の根本原因を直視し、対抗と威圧をやめ、朝鮮半島問題の政治解決を実際の行動で推進し、半島の平和と安定を維持するよう呼びかけている」と強調しました。

 朝鮮半島問題における中国の役割について、毛報道官は、「朝鮮半島問題の歴史的経緯と問題点ははっきりしている。中国は主要な矛盾の当事者ではなく、問題解決のカギは米国が握っている。中国は責任ある大国として朝鮮半島の平和と安定維持に取り組んでおり、半島問題の政治解決のプロセスを推進している。われわれは引き続き積極的に安定を維持し、話し合いを促し、半島問題の長期安定の早期実現を推進する」と指摘しました。(張、坂下)

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