豪側の宣伝した中豪軍艦遭遇事件 国防部:事実とは全く異なる

2023-11-21 11:16:09  CRI

 国防部の呉謙報道官は20日、オーストラリア側が宣伝した中豪軍艦の東海遭遇事件について記者の質問に答えました。

 豪国防省はこのほど、中国の軍艦が「日本の排他的経済水域の国際海域」で豪軍艦と「安全、専門的ではない」やり取りをし、豪側の潜水士が負傷したと発表しました。これについて記者からコメントを求められた呉報道官は、「豪側の発言は事実とは全く一致しておらず、中国側はこれに断固反対し、豪側に厳正な交渉を申し入れた」と述べました。

 それによると、豪護衛艦「トゥーンバ」がこのほど、東海付近の海域で活動し、中国軍の「寧波」号駆逐艦は法と規則に基づいて追跡監視、識別検証などの処置を取りました。その間、中国側艦艇は『海上衝突回避規範』『海上における衝突の予防のための国際規則』などの国際規則を厳格に順守し、豪艦艇と安全な距離を保ち、豪側の潜水作業に影響を与える可能性のある活動を一切おこなっていませんでした。

 呉報道官は、中日は関係海域で境界を画しておらず、中国側の軍事活動が日本の排他的経済水域に位置したり進出したりするという言い方は存在しないとし、事実を尊重し、中国に対する無謀で無責任な非難をやめ、双方の相互信頼の強化を増進するのに役立つことを多くし、両国両軍の関係の良好な発展に向けて積極的な雰囲気を醸成するよう豪側に促しました。(Mou、野谷)

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