「中米関係のかじを取り、アジア太平洋の協力を導く」王毅政治局委員が習主席の訪米について紹介

2023-11-19 14:41:50  CRI

 習近平国家主席は14~17日、バイデン米大統領の招きに応じてサンフランシスコへ赴き、中米首脳会談を行うとともに、アジア太平洋経済協力会議(APEC)第30回非公式首脳会議に出席しました。訪米を終えるに当たり、王毅中国共産党中央政治局委員・外交部長が報道陣に対し、今回訪米の状況について紹介しました。

 王外交部長は「当面の世界は百年未曾有の大変局に直面し、人類は歴史の岐路に立たされている。中米関係がどの方向に向かって進むのか、両国民が共に大きな関心を寄せ、国際社会からの注目も集まっている。また、今年はAPEC首脳会議が30回目を迎え、各国は今後30年のアジア太平洋の協力がどの方向に向かっていくのかに深く考えている。この重要なタイミングに、習主席は太平洋を超えてサンフランシスコへ赴き、バイデン大統領と会談して中米両国の正しい付き合い方について検討するとともに、米国各界と交流して両国の友好協力の共通認識を結集し、APEC首脳会議に出席してアジア太平洋地域協力の方向性を明確にした」と振り返った上で、「今回の訪問は世界の注目を集めており、豊かな成果を収め、重要かつ長期的な意味を持つものであり、中米関係に安定性を増し、アジア太平洋の協力に新たな原動力をもたらし、国際的、地域的枠組みにプラスのエネルギーを注ぎ込んだ」と高く評価しました。

 王外交部長はまた、中米首脳のサンフランシスコでの会談について、「中米関係の歴史における大きな出来事であり、中米関係が健全で安定し、持続可能な方向に沿って進むことを後押した」と評価し、「来年は中米国交樹立45周年を迎える。双方がサンフランシスコから再出発して中米関係の持続的改善を推し進めることは両国民の利益と願望に相応しいだけではなく、世界の期待にも合致するものだ」と述べました。

 そして、APEC首脳会議について、王外交部長は「APECはアジア太平洋地域で最もレベルが高く、最も広い分野に関わり、最も大きな影響力を持つ経済協力のプラットフォームであり、習主席が打ち出した一連の重要な提案と主張は大勢に従って、民心にもかなっており、アジア太平洋の協力やグローバルな発展に重要な指導的意義と実践の価値を持つことから、会議に参加した各側から高く評価され、広く認められ積極的な反響を呼んだ」と紹介しました。(Lin、坂下)

 

 

   

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