外交部 米サンフランシスコAPECのCEOサミットについて説明

　外交部の毛寧報道官は17日に北京市内での定例記者会見で、現地時間16日に米サンフランシスコで開かれたアジア太平洋経済協力会議（APEC）のCEOサミットでの習近平国家主席の書面演説や、中国がアジア太平洋の経済成長を推し進める新しいビジョンについての質問に対して、関連状況を紹介しました。

　毛報道官は、「APECはアジア太平洋地域における重要な経済協力メカニズムである。習主席は書面演説で、アジア太平洋地域の繁栄と発展の歴史は、協力して初めて発展することができると指摘した。非協力こそが最大のリスクだ。デカップリングや切り離しは誰のためにもならない。開放的な地域主義を堅持し、各国の経済の連携と融合を促し、協力とウィンウィンの開放型アジア太平洋経済を作り上げるべきだ」と説明しました。

　毛報道官はまた、「習主席が演説で強調したように、国際情勢がいかに変化しても、中国の市場化・法治化・国際化のビジネス環境作りにおける決心には変わりがなく、外資に差別なくより良いサービスを提供する政策も変わらない。中国式現代化は、世界により広い市場と未曾有の協力チャンスをもたらし、世界の現代化に力強いパワーを注ぐことにつながる」と説明しました。（Lin、鈴木）