王毅氏 米国の戦略界関係者らと座談会

2023-10-29 13:40:46  CRI

 訪米中の王毅中国共産党中央政治局委員・外交部長は現地時間10月28日、ワシントンで米国の戦略界関係者らと座談会を行いました。

 王外交部長は、「今回の訪米期間中、中米双方は平等と相互尊重の姿勢で、共に関心を寄せる諸問題について深く、かつ建設的で実質的な戦略的意思疎通を行い、中米関係の安定と改善に向けた前向きなシグナルを共に発信した。中米間には、まださまざまな意見の食い違いや不一致が存在し、依然として多くの問題を解決しなければならないが、双方はいずれも、中米両大国が対話を維持することは有益であり、必要なことだと考えている。双方とも中米関係ができるだけ早く安定し、良くなることを望んでいる。双方ともサンフランシスコでの首脳会談の実現に向けて共に努力することで合意した。そのために、双方はバリ島での首脳会談で得た共通認識を真に実行に移し、妨害を排除し、障害を克服し、共通認識を増進させ、成果を蓄積しなければならない」と述べました。

 王外交部長はさらに、座談会の出席者が中米関係の発展に深く参加し、力を入れていることを賞賛した上で、「皆さんが今後中国を多く訪れることを歓迎する。引き続き理性的な声を出し、米国各界の中国に対する客観的な認知を増進させ、双方の意見の食い違いが正しく認識され、かつ処理されるために建設的な役割を果たし、中米関係の健全で安定した持続可能な発展のためにより多くの知恵をもって貢献してほしい」と呼びかけました。(RYU、謙)

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