北京
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合体した耐震レベル8以上の桑園子黄河大橋
上海と新疆のホルゴス(霍爾果斯)を結ぶ中国の国道G312上の重点工事、北西部の甘粛省蘭州市楡中県にある桑園子黄河大橋がこのほど、合体しました。
同橋梁(きょうりょう)は全長959メートル、主径間328メートル、片側4車線で、ひし形の「ツインタワー」構造を採用し、南タワーの高さは152メートル、北タワーの高さは133メートルです。中国の地震帯で建造された橋梁の中では、耐震レベル8以上、スパンが最大の斜張橋です。
同橋梁の建造プロセスにおいては、天然の障壁と呼ばれる黄河、桑園子山の険しい地形、隴海鉄道(蘭州-連雲港)、東金道路(甘粛省内の道路)および22本の地震断層帯、峡谷からの強風などからの挑戦を乗り越え、新技術、新工法を駆使して橋梁の耐震レベルを8以上に引き上げることができたということです。(Yan、野谷)