1~9月GDP成長率に対する寄与率 消費は8割超 輸出入はマイナス

2023-10-19 12:16:42  CRI

 

  中国国家統計局の盛来運副局長は18日、国務院報道弁公室の開いた記者会見で、2023年第1~3四半期(1~9月)の国民経済運営状況について紹介しました。それによりますと、1~9月の国内総生産(GDP)成長率に対する寄与率は、最終消費支出が8割を超え、投資が3割に接近した一方で、輸出入は-13%で、GDP成長率を0.7ポイント押し下げました。 

 1~9月のGDP成長率に対する寄与率を項目別に見ると、最終消費支出は83.2%で、GDP成長率を4.4ポイント押し上げました。資本形成総額は29.8%で、GDP成長率を1.6ポイント押し上げました。物品・サービス輸出入は-13.0%で、GDP成長率を0.7ポイント押し下げました。 

 また、第3四半期(7~9月)は消費の持続的回復、輸出の下振れ、投資の伸びの反落により、GDP成長率に対する「消費、輸出、投資のトロイカ」の寄与率にわずかな変化が見られました。寄与率は、最終消費支出は上昇して94.8%に達し、GDP成長率を4.6ポイント押し上げました。資本形成総額は22.3%で、GDP成長率を1.1ポイント押し上げました。物品・サービス輸出入は-17.1%で、GDP成長率を0.8ポイント押し下げました。(藍、柳川) 

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