7-9月期の中国の貿易総額は約632兆円相当

2023-10-13 14:42:36  CRI

 中国税関総署の責任者は13日、「第3四半期(7-9月期)の中国の商品貿易総額は30兆8000億元(約632兆円)だった。貿易は安定しており、良い方向に向かっている」と紹介しました。

 税関によると、今年第3四半期の中国の貿易総額は前年同期比0.2%減の30兆8000億元(約632兆円)でした。うち輸出額は同0.6%増の17兆6000億元(約361兆円)で、輸入額は同1.2%減の13兆2000億元(約271兆円)でした。

 また、第3四半期において、中国の「一帯一路」共同建設の参加諸国との貿易総額は前年同期比3.1%増加し、全体の46.5%を占めました。中国にとっての最大の貿易パートナーである東南アジア諸国連合(ASEAN)との貿易総額は同0.8%増の4兆6800億元(約96兆円)で、貿易総額の15.2%を占めました。新興市場である中央アジアとの貿易総額は33.7%増、アフリカとは6.7%、中南米とは5.1%増で、いずれも中国の貿易全体の伸び率を上回りました。

 中国人民大学国家発展戦略研究院の劉青副院長は、「中国と『一帯一路』共同建設国の間では開放と協力、互恵と共有の程度がたえず上昇しており、貿易は急速に成長している。中国の超大規模市場と完備した産業チェーン構造は、共同建設国の経済に大きな伸びしろと産業に対する強力な支柱を提供している」との見解を示しました。(藍、鈴木)


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