中国国内最長飛行時間の航空路線が開通

2023-08-16 15:06:16  CRI

 中国南方航空のCZ3360便が15日午前8時11分、新疆ウイグル自治区のカシュガル徠寧国際空港を離陸し、カシュガルと広州を直行で結ぶ路線が開通しました。この直行路線は現在のところ、中国国内で飛行時間が最長の路線となります。この航空路線は広州からカシュガルがCZ3359便、カシュガルから広州がCZ3360便となり、毎週火、木、土曜に運航されます。使用時間は6時間半で、直行便の開通前より20%以上短縮されます。

 直行便の開通は南部の広東省が新疆をサポートする措置の一環です。近年、広東省は観光を通じた新疆振興戦略に全面的に取り組んでおり、観光が各民族の往来・交流と融合を促進するという特別な役割を十分に果たすために、航空路線網の拡大に力を入れ、新疆と広東・香港・マカオグレーターベイエリアをいっそう連携させることによって、新疆の質の高い発展の促進をサポートしています。

 中国南方航空は新疆を発地とする広東・香港・マカオグレーターベイエリア行きの路線は現在までに五つの路線が就航しており、同社の便を利用して香港、広州、深セン、珠海、恵州の主要都市に行くことができます。その中で、カシュガル~広州便はウルムチ~香港、ウルムチ~広州、ウルムチ~深セン、新疆の阿勒泰(アルタイ)~広州に続き、新疆から広東・香港・マカオグレーターベイエリアに通じる5本目の直行路線となります。(殷、坂下)

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