中日は永遠の隣国として、世界が分裂・対立に陥るのを防ぐ責任がある=呉江浩駐日中国大使

2023-08-08 14:42:11  CRI

 呉江浩駐日大使は5日、日本中国友好協会(日中友好協会)主催の中日平和友好条約締結45周年の記念シンポジウムに出席し、あいさつをおこないました。今回のシンポジウムは「分断と対立を越えて~日中友好にこそ未来がある~」というテーマで、日中友好協会の橋本逸男副会長、宇都宮徳一郎副会長、森山沾一副会長らが出席しました。

 呉大使は「中日は永遠の隣国であり、地域と世界の重要な国として、両国の平和と友好を伝承する義務があるだけでなく、世界が分裂・対立に陥るのを防ぐ責任もある」とし、「まずは互いにパートナーとして、互いに脅威とならないことを堅持しなければならない。第二に、アジアの団結と協力を守り、いかなる国や国家集団も地域内で対立を作り出し、対抗を挑発することを許さない。第三に、世界の平和と共同の発展を守る必要がある。中国側は日本側と国際・地域問題における良好な相互作用を強化し、中日両国の責任ある、しかるべき姿を世界に示していきたい」と述べました。

 呉大使は、日中友好協会が70年来、民間の友好往来を推進するために並外れた努力と重要な貢献をしてきたことに心からの敬意と感謝の意を表しました。また、会議に出席した各界の人々が、中日平和友好条約締結45周年記念を契機に、新時代の要請に合致した中日関係の構築に向けて知恵を出し合い、たゆまぬ努力を共にすることを期待していると表明しました。

 橋本副会長は、日中友好協会は日中平和友好条約締結45周年を契機に、引き続き両国の民間友好事業を絶えず前進させていきたいと表明しました。(雲、野谷)

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