国家コネクテッドカー産業計量試験センター発足へ 中国

2023-08-01 18:00:20  CRI

 中国の市場監督管理総局はこのほど、上海自動車検査認証技術研究センターを母体とする国家コネクテッドカー産業計量試験センターの設立を承認しました。

 中国ではコネクテッドカーが現在のところ、産業化の初期段階にあります。コネクテッドカーについては、ミリ波レーダーや画像センサー、レーザーレーダー探知機、GPSや北斗などの高精度衛星測位システム、車載無線通信モジュールなどの重要部品および通常走行・車間距離制御装置(ACC)、車線維持支援システム(LKAS)、衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)、自動駐車システム(APA)と死角監視システム(BSD)などの高度な運転補助システムなどに対して、いずれも正確な計量と試験を行って、作動の正確性と信頼性を保障する必要があります。

 国家コネクテッドカー産業計量計測センターは2018年に設立準備が始まり、現在までに5年の準備期間を経てスマートコネクテッドカーの環境をカバーする感知システムや高度運転補助システムなど重要分野をカバーする計量と試験サービスを提供できる能力を獲得しました。(Yan、鈴木)

ラジオ番組
KANKAN特集