第7回中国・南アジア博覧会 60の国と地域が出展を申請

2023-07-26 12:17:53  CRI

 「団結して協力し、共同発展を図ろう」をテーマにした第7回中国・南アジア博覧会(南博会)が8月16日から20日にかけて中国南西部の雲南省昆明市で開催されます。これは今年おこなわれる中国と南アジア諸国の重要な貿易交流活動の一つです。関係責任者は25日、「南博会は中国と南アジア諸国が他の国や地域との経済貿易、人的交流を拡大するための重要な橋を築き、中国と南アジア諸国の貿易関係を新たな段階に推し進めるだろう」との見通しを示しました。

 伝えられるところによりますと、第1回南博会が開かれた2013年、中国と南アジア諸国の貿易総額は1000億ドルに届きませんでしたが、2022年には2000億ドル近くに達し、年平均成長率は8.3%に達したということです。中国の南アジア地域への累計投資額は現在までに、150億ドル近くに達し、完成した工事請負売上高は2000億ドルを超えました。

 今回の南博会には15のパビリオンが設置され、展示面積は15万平方メートルで、オフラインで展示されるものがオンラインでも同時に展示されます。南博会の開催期間中にはまた、一連のフォーラムや商談会と企業のプロモーションを促すためのイベントなども開催される予定です。

 現在、60の国と地域が出展を申請しており、南アジアや東南アジア諸国、RCEP加盟国はすべて申請可能です。一方の中国国内ではすでに28の省・自治区・直轄市が出展を申請しています。出展企業は1000社近くに上り、うち世界大手500社、中国大手500社はそれぞれ50社前後に達します。(Mou、野谷)

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