民間投資の促進を強化　発改委

　国家発展改革委員会（発改委）は24日、民間投資の促進に関する文書を発表しました。文書は17分野にわたる具体的措置を通じて、民間投資の質の高い発展の推進を図ると表明しました。

　文書はまず、重点分野に焦点を絞って民間資本の重大プロジェクトへの参加を支援することを強調し、交通、水利、クリーンエネルギー、新型インフラ、先進製造業、現代施設農業などの分野への民間資本の参加を奨励すると表明しました。また地方政府に対して、国の重要プロジェクトと補充プロジェクトの中から投資収益レベルが比較的良好で、民間資本への推薦に向いたプロジェクトを選んで、重要プロジェクトのリスト作成を求めました。

　同文書は、民間投資プロジェクトの実施の促進にむけて、全国重点民間投資プロジェクトのデータバンクを設立して、融資や立地、環境評価などの面から保障を強化していくと表明しました。同時に、民間投資プロジェクトの管理方法の改善に力を入れ、民間投資問題を反映する特設コーナーを設置することを明らかにしました。

　発改委はこのほか、中央予算内投資特別項目を設立するための調整を行います。さらに、民間投資の伸びが速く、比率が高く、活力が強く、着実な措置を行う地級市級行政区20カ所を支持していくとのことです。（朱、鈴木）