今年上半期 内蒙古経由で出入国の「中欧班列」が3850本に

2023-07-04 13:20:42  CRI

 内蒙古自治区のエレンホト通関地と満洲里通関地は、中国と欧州や「一帯一路」沿線諸国を結ぶ国際貨物列車の「中欧班列」の中央線と東線の重要な経由地です。今年上半期(1~6月)、内蒙古を経由して出入国した中欧班列は3850本に達しました。内蒙古の国境検査部門は中欧班列の「グリーントラック」を設置し、現地の経済発展を後押ししています。

 今年上半期、内蒙古のエレンホト出入国検査所が検査した中欧班列の本数は前年同期比21.2%増の1524本に達しました。エレンホト通関地を経由する中欧班列の路線はすでに68路線に増え、中国とドイツ、ロシア、ベラルーシなど10カ国の60以上の地域を結んでいます。貨物輸送量は累計1100万トンを超え、貿易総額は278億2000万ドルに達しました。

 一方で、満洲里通関地は中ロ貿易の65%以上の陸路輸送を担っています。今年上半期に満洲里出入国検査所が検査した中欧班列は前年同期比10.7%増の2326本でした。満洲里通関地を経由する中欧班列の路線は57路線に増え、列車は欧州の十数カ国と往来しています。(ZHL、鈴木)

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