北京
PM2.577
23/19
中国外交部の毛寧報道官は4日の定例記者会見で、グローバル安全保障イニシアチブは国際公共財であり、全世界の人々の利益と安全を守るものだと述べました。
毛寧報道官はまた、「習近平国家主席が昨年4月にグローバル安全保障イニシアチブを提唱してから、国際社会から肯定的な反応と幅広い称賛を得た。関係各方面は、習主席の提唱は国際社会の顕著な安全保障上の懸念に積極的に応えており、特に最近、中国がウクライナ危機の政治的解決、サウジアラビアとイランの和解の推進などをめぐって一連の外交活動を展開してきたことは、中国がグローバル安全保障ガバナンスの分野で積極的に取り組み、主導的に行動する大国としての責任を示しているほか、グローバル安全保障イニシアチブが国際安全保障上の難題解決を推進するうえで重要な役割を果たすことを示していると一致してみなしている」と述べました。
また、最近、スウェーデンで、コーランが燃やされる事件が再び発生し、アラブ、イスラム世界はこれを強く非難し、国際世論もこれに注目していると報じられました。
毛寧報道官はこれについて、中国は、異なる文明が互いに尊重し、寛容で互いに学び合うことを一貫して主張しており、異なる宗教や信仰を攻撃し、文明間の衝突を引き起こす極端な行為に断固反対し、いかなる形の「イスラム恐怖症」にも反対すると指摘しました。(任春生、坂下)