北京
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イタリアのローマで現地時間2日に開催された国連食糧農業機関(FAO)第43回総会で、現職の屈冬玉(チュー・ドンユィ)事務局長が168票で次期事務局長に再任されました。任期は4年です。
屈冬玉氏は2019年6月に国連食糧農業機関の事務局長に選出され、FAO史上初の中国籍の事務局長となりました。新たな任期は今年8月1日からとなります。屈氏はFAO事務局長に就任以来、同機関を積極的にリードして世界の食糧安全上の課題に対応し、各国、特に発展途上国の食糧と農業の発展を助け、その功績は多くの加盟国に認められています。
FAOは1945年に設立され、イタリアの首都ローマに本部を置き、食糧と農業分野の協力を主管する国連の専門機関で、世界の食糧農業政策交流や基準制定、情報統計などの面で重要な影響力を持っています。(閣、坂下)