秘密収容所は米国が法治と人権を踏みにじる典型例=外交部

2023-06-28 19:54:52  CRI

 外交部の毛寧報道官は28日の定例記者会見で、「米国は長年にわたり、『対テロ戦争』を理由に、少なくとも54の国と地域に秘密収容所を設置し、米国が言うテロ容疑者を恣意に拘禁して拷問している。グアンタナモ収容所は氷山の一角に過ぎない。秘密収容所は米国が法治と人権を踏みにじる典型的な事例だ」と述べました。

 国連の人権問題特別報告員はこのほどグアンタナモ収容所を視察した後に、「収容者は依然として非人道的な扱いを受けている。米国政府は自らの行為に責任を取り、被害者への謝罪と救助、賠償を行うべきだ」と指摘したとのことです。

 毛報道官は同件について、「グアンタナモ収容所では過去20年余りにわたり、収容者の虐待に関する醜聞が相次いで暴露され、国際社会の大きな憤りを引き起こしてきた。米国はこの収容所を閉鎖すると何度も約束したが、現在もなお数十人が収容されている。起訴されたり有罪判決が言い渡されるのはごく一部の人だけだ。米国は人権侵害の罪をしっかりと反省し、被害者に謝罪と賠償を行い、残酷な拷問を行う権限を与えたり、実行した者の法的責任を追及せねばならない」と述べました。(鵬、鈴木)

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