ワグネル・グループ事件は「ロシアの内政」「ロシアの国家安定維持を支持」＝外交部

　外交部の報道官は25日夜、ロシアの傭兵集団「ワグネル・グループ」について記者の質問に答え、「ワグネル・グループ事件はロシアの内政であり、ロシアが国家の安定を維持することを支持する」と述べました。 

　同日開かれた記者会見で、ある記者が「報道によると、ワグネル・グループのトップであるプリゴジン氏と同グループの戦闘員全員がロシア南部軍管区の司令部から撤収した。プリゴジン氏は、ベラルーシのルカシェンコ大統領から、ロシア国内における同グループの活動を停止し、緊張緩和に向けて踏み込んだ措置を取るよう提案され、ロシアのプーチン大統領はプリゴジン氏に対し、ベラルーシへの渡航を保証し、刑事訴追を撤回する方針を示している。中国側はこれについてどのようにコメントするか」と質問しました。 

　外交部の報道官は「これはロシアの内政だ。友好的な隣国と新時代の全面的戦略協力パートナーとして、中国はロシアが国家の安定を維持し、発展と繁栄を実現することを支持する」と回答しました。（雲、柳川）