北京
PM2.577
23/19
中国外交部の毛寧報道官は26日の定例記者会見で、米国とイランがイラン核問題の情勢管理のために第三者ルートを通じて間接交渉を行い、非公式な合意に達する可能性があるとの一部メディアの報道についてコメントを求められました。
毛寧報道官はこれについて、「中国は関係各方面がイラン核問題の情勢を積極的に管理しようとしていることに留意している。われわれは、イラン核問題の情勢緩和に資する努力を支持すると同時に、こうした努力は過去の交渉で得られた共通認識を維持し、各当事者の正当で合理的な懸念にバランスよく対処し、全面的な協議再開の見通しを堅持するものでなければならない。そうでなければ、いかなる解決案も長続きせず、問題を根本から解決することはできない。中国は引き続き積極的に和解を呼びかけ、話し合いを促すと同時に、自国の正当で合法的な権益を断固として守る」と強調しました。(任春生、坂下)