李強総理 途上国の資金問題解決に向けた国際協力の強化を呼びかけ

2023-06-24 13:55:49  CRI

 李強総理は、現地時間23日午前、パリで開催された「新グローバル金融協定のためのサミット」の閉会式の席でスピーチを行い、常に世界の発展とガバナンスの問題を非常に重視してきたとの中国の立場を示した上で、世界的な開発資金の不足に直面し、発展途上国、特に脆弱な国々の課題を解決するため、国際社会に対し、誠実に協力し合い、共に行動するよう呼びかけました。

 李総理は、「習近平国家主席が近年、グローバル開発イニシアチブ、グローバル安全イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブを相次いで提唱し、国際社会から広く反響を得ている。世界経済の重要なエンジンとして、中国は世界経済の発展に継続的に推進力を注入してきた。世界情勢がいかに変化しようとも、中国は揺るぐことなく質の高い発展を推進し、高レベルの開放を拡大し、高水準の国際経済貿易ルールに合わせ、世界各国が中国の発展の機会を分かち合えるようにする」と述べました。

 李総理はまた、発展途上国、特に脆弱な国々の発展の開発資金問題の共同解決について三つの提案を行いました。

 具体的には、第1に、グローバル金融ガバナンス改革を断固として推進し、協力して公正かつ効率的なグローバル金融ガバナンス構造を構築し、発展途上国のために安定した融資環境を創造すること。第2に、グローバル発展パートナーシップをしっかりと構築し、発展途上国に対してより多くの開発資源を提供すること。そして第3に、経済のグローバル化と自由貿易をしっかりと推進し、発展途上国の成長に新たな弾みをつけること、以上の3点です。(Mou、MI)

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