米ビジネス界リーダーの集中訪中 企業側の真の声がアンケで判明

2023-06-18 14:12:56  CRI

 

第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会の会場

 最近、米国の大物企業家が相次いで中国を訪れています。このほど北京市内で行われた第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会の晩餐会では、中国内外の企業200社以上を代表する出席者を対象にアンケート調査が行われました。

 会場で回収された回答は86点で、健康生活、クリーンエネルギー、スマート自動車、サプライチェーンのサービス、デジタル科学技術など八大業界の企業からの回答が含まれていました。

 デジタル科学技術業界の8社のうち、63%は「グローバルな政治的リスクは中国での事業展開に影響を及ぼす最大の要因だ」との考えを示し、うち1社は回答用紙の備考欄に「供給の停滞がないように」と書き添えました。

アンケートの統計データ

 サプライチェーンの状況に対する評価では、デジタル科学技術業界の企業代表の4分の3以上が「デジタル科学技術のグローバル・サプライチェーンでは、今後5年で中国への依存がますます強くなるだろう」との見方を示しました。

 また、第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会への期待について最も多かったのは「新しい協力パートナーの追加」で、次は「発注の創出」でした。

 「リスクがあるとはっきり分かっているが、中国に頼ることを選び、中国とのより多くの協力展開を期待している」「リスクは中国側によるものではない」と、中国内外の企業は行動をもって語っています。(Lin、鈴木)

ラジオ番組
KANKAN特集