外交部 外資企業の中国市場での投資や市場開拓に期待示す

2023-06-16 20:23:40  CRI

 外交部の汪文斌報道官は16日の定例記者会見で、今年に入り、多くの多国籍企業の幹部が相次いで中国を訪れていることを受け、「外資企業が中国で投資活動や事業展開を行い、中国市場を開拓し、中国の発展のチャンスを共有することを喜ばしく受け止めている」と述べました。

 汪報道官は、「中国経済は年初から回復基調が続いており、中国市場は強い粘り強さと大きな吸引力を示し続けている。最近、一部の国々の在中国商会が発表した報告書は、回答を寄せた外国企業の多くが依然として中国経済の発展の見通しを楽観していることを示している。中でも、ドイツ企業の半数以上が今後2年間で対中投資を増やす予定であり、米国企業の6割近くが中国経済の回復を前向きにとらえており、英国企業の86%が中国市場の長期的なポテンシャルを楽観しており、日本企業の9割以上が中国での事業拡大または維持を考えている」と紹介しました。

 汪報道官はさらに、15日に公表された中国商務部のデータを引用して、今年1~5月の実質対中投資が、フランスは429.7%、イギリスは179.2%、カナダは170.1%、日本は63.3%と、それぞれ増加したことを紹介し、「中国経済の発展は各国企業に幅広い市場と発展のチャンスを提供している」と述べました。さらに、「それと共に、われわれも引き続き国内外のあらゆる企業の中国での革新と発展をサポートし、市場志向で、法に則した、国際化された一流のビジネス環境を積極的に構築していきたい。われわれはハイレベルな対外開放を揺るぎなく実行し、扉を大きく開いて建設に取り組み、各国と協力して、ウィンウィンの実現をめざしていく」と表明しました。(Yan、坂下)

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