IAEAと共に原子力技術で人類の幸せに貢献 中国代表が表明

2023-06-06 14:56:15  CRI

 国際原子力機関(IAEA)の6月の理事会会議が5日にウィーンで開かれました。中国国家原子力機構主任でIAEA理事会中国理事の張克倹氏が同会議に出席し、中国の立場を表明しました。

 張氏は、「IAEAは過去1年間、『原子力からの純排出ゼロの促進』『核技術によるプラスチック汚染の抑制』などの提唱の実施を大いに推進した。加盟国が気候、衛生、環境、食糧などの分野で直面している試練に対応して、積極的な効果を得るよう支援した。中国はこれらを賞賛する」と述べました。

 張氏はさらに、「中国政府は積極的で安全で秩序ある原子力の発展を堅持し、原子力をグリーン発展の実現や新型エネルギーシステムの建設の重要な選択肢としている。原子力クリーン暖房、工業熱供給、海水淡水化などの技術開発とモデル応用を絶えず深め、放射線育種や核医学検査技術などで人々の幸せを増進した」と紹介しました。

 張氏は、「中国はIAEAとの協力を非常に重視している。IAEAおよび加盟国とともに国際的な核不拡散システムを維持し、世界の原子力安全と発展を促進することに積極的に貢献したい」と強調しました。(閣、鈴木)

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