北京
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国際原子力機関(IAEA)は5日から(現地時間)、オーストリアの首都ウィーンで理事会を開いています。会議は9日まで続く予定です。
今回の理事会では、各国の代表がIAEA年次報告、技術協力報告、計画・予算委員会報告、保障執行報告など、多分野にわたる議題を討議します。
今会議では、米英豪の原子力潜水艦協力と日本の放射能汚染水放出が各国代表の議論の焦点となっています。グロッシーIAEA事務局長もその発言と記者の質問への回答の中で、「二つの議題はメンバー国の広範な懸念を引き起こしており、IAEAはその保障監督機能に基づき、メンバー国と協力していく」との意思を示しました。(ヒガシ、野谷)