習近平主席夫妻 唐の伝統的式典で中央アジアの首脳らを歓迎

　習近平国家主席と彭麗媛夫人は18日夜、陝西省西安市の大唐芙蓉園で式典を行い、中国・中央アジアサミットに出席の中央アジア5カ国の首脳とその夫人らを歓迎しました。大唐芙蓉園は唐代芙蓉園跡の北側に位置し、唐代の皇室庭園をモチーフに建てられたものです。

　習主席夫妻は紫雲楼の前で貴賓と親しく握手し、記念撮影を行い、唐の伝統的な式典を行い、唐代の楽曲と踊りで遠方からの来客を歓迎しました。その後の歓迎パーティーで、習主席は挨拶し、「陝西省が古代シルクロードの東の起点であり、中国と中央アジア諸国の2千年以上にわたる深い友情の証である。千年の間、中国は中央アジアの人々と交流し、学び合い、古代シルクロードの輝きを創造した。国際情勢がどのように変化しても、われわれは終始相互に尊重し、国家関係は善隣友好から戦略的パートナー、さらに運命共同体に成長し、地域の平和と発展を促進するためにプラスのエネルギーを注入し、人類運命共同体の構築を推進するために新たな貢献をしている」と述べました。

　宴会の後、習主席夫妻は貴賓らと共に中国・中央アジア諸国国民文化芸術年および中国・中央アジア青年芸術祭のオープニング公演を鑑賞しました。中国と中央アジア5カ国からの歌手がテーマ曲「美美与共（共に交わる世界の美）」を歌い、各国の元首夫妻と観客から大きな拍手を呼び起こしました。（閣、鈴木）