上海・深セン証取 メインボード登録制第1期企業が上場

2023-04-10 12:39:08  CRI

 上海・深セン証券取引所のメインボード登録制の第1期企業が10日に上場しました。これら上場企業の10銘柄は活発に取引されました。株式発行の登録制度の全面的実施を示すものであり、資本市場の改革・発展プロセスにおいて一里塚的な意義があります。

 登録制が全面実行された後には、中国の資本市場のすべての部門の新規株式公開(IPO)、借り換え、合併・買収・再編などについて、すべて取引所が審査することになります。

 登録制が全面実施されることにより、多層的な資本市場システムがより明確になります。証取のメインボードが主に成熟期の大企業を対象とするのに対して、上海証取の科創板(スター・マーケット)は「ハードテクノロジー」の特色を際立たせ、深セン証取の創業板(チャイネクスト)は主に成長型ベンチャーやスタートアップ企業にサービスを提供し、北京証券取引所と全国株式転換システムは共同して、イノベーション型中小企業をサポートする主たる拠点を構築するとのことです。(Yan、鈴木)

ラジオ番組
KANKAN特集