「台湾独立」を支持しない約束の履行を米側に促す=国務院台湾事務弁公室

2023-03-29 16:50:16  CRI

 報道によれば、蔡英文氏が米国を「通過」する形式で同国を訪問し、マッカーシー下院議長らと面会する予定です。国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は29日の定例記者会見で、同件について米国に対して、蔡英文氏が「通過」の形式で米国を訪れ、当局側との接触まで手配することをせず、実際の行動で「台湾独立」を支持しないという厳粛な約束を履行するよう促しました。

 朱報道官は、「台湾当局の指導者のいわゆる『通過』の本質は、『米国に頼って台湾独立を図る』挑発行為であり、『一中一台(1つの中国、1つの台湾)』や『二つの中国』などの、一つの中国の原則に反する事態を作り出すことを企図しており、国際社会に『台湾独立』の主張を売り込み、米国の反中勢力の支持を得ることを狙うものだ」と述べた上で、「蔡氏の『通過』は、おとなしく空港やホテルにいるのではなく、さまざまな名目で米国政府高官や連邦議会議員らに接触し、米国と台湾の公的な交流を行い、外部の反中勢力と結託するものだ。蔡氏がマッカーシー米下院議長と接触すれば、一つの中国の原則に改めて甚だしく違反し、中国の主権と領土の完全性を損ね、台湾海峡の平和と安定を破壊する挑発行為となる。われわれは断固として反対し、必ず反撃の措置を取る」と表明しました。(任春生、鈴木)

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