中国が経済を犠牲に実施した封鎖管理、価値はあるのか

2023-03-16 10:28:54  CRI

 新型コロナウイルス感染症の予防・抑制措置が大幅に緩和されている中国。経済を犠牲にして行われていた封鎖管理などのコロナ対策は、価値があったのでしょうか。実は、そういった措置は「人の命」を守ることにより、生産力を守りました。

中国中部の江西省贛州市にある5G対応タブレットを製造する工場

 「中国では過去3年、新型コロナが各地で相次いだ」という声があります。実際はどうでしょうか。2020年1月10日から現在まで、国内で新たに確認された感染者がゼロだった日は250日もありました。すなわち、世界で1秒につき7人が新型コロナに感染している中、中国では250日もの日数、新規感染者はゼロだったのです。

 デジタル化はすでに世界の発展の趨(すう)勢であり、常に危機の中で好機をつかむ中国も過去3年、その認識を固めてきました。2021年、デジタル経済は中国の経済成長をけん引する主なエンジンの一つとなり、GDPに占める割合は39.8%に上りました。2016~2018年の3年間と比べ、2019~2021年における中国のデジタル経済の規模は1兆元(約20兆円)拡大しました。デジタル経済がマクロ経済の成長を加速し、安定させる役割はますます顕著になってきました。(鵬、野谷)

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