国連事務総長 外交ルートで紛争解決を呼びかけ

2023-02-25 13:56:45  CRI

 国連安全保障理事会(安保理)は24日(現地時間)、ウクライナ問題をめぐる公開会議を開きました。グテーレス事務総長は発言の中でロシアとウクライナ双方に対し、外交ルートを通じて紛争を解決し、平和への機会を与えるよう改めて呼びかけました。

 グテーレス事務総長は紛争当事者に対し、国連憲章を守りながら、平和への努力を続け、民間人を保護するために広範囲な影響を及ぼす爆発性兵器の使用を中止し、安全で円滑な人道的救助ルートを確保するよう求めました。

 また、グテーレス事務総長は各方面に対し、壊滅的な結果をもたらしかねない深刻な事故の発生を回避するため、ザポリージャ原子力発電所の原子力安全保障区域を早急に決定するよう促しました。その上で、黒海穀物輸出協定への参加を継続し、ロシアからの食品と化学肥料の輸出への残りの障壁を取り除くよう各国に呼びかけました。グテーレス事務総長は、情勢のさらなるエスカレートを防ぐために、あらゆる有意義な努力を奨励し、平和への機会を与えるべきだと述べました。(張 CK)


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