春節ムード高まる 年越し市場の販売シーズンに

2023-01-13 12:03:07  CRI

 春節が近づくにつれて、各地で春節のムードが高まっています。人々は市に出かけたり、祝賀の絵画を描いたり、玄関に飾る「春聯」を書くなどして、新春を迎えています。

 山東省高唐県では、春節前に多くの人が清平古鎮の市に出かけます。ここ数日は商品がたくさん並んでおり、あちこちの売り場から聞こえる呼び込みの声が祝日のムードを盛り上げています。

 貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州麻江県では、地元の農民画家や学生が絵筆を振り動かし、「玉兎呈祥」(玉兎が吉祥をもたらす)シリーズの干支の絵を描いて新年を迎えています。濃厚な郷土の息吹を感じさせるこの種の絵画は「農民画」と呼ばれ、卯年の新春のめでたい雰囲気を醸し出しています。

 浙江省義烏市蘇渓鎮では、卯年「国潮風」民俗文化をテーマにした園遊会が開催されました。広場では、書道愛好家らが市民に「春聯」を書いて贈呈し、祝福を送りました。また、園内では古代演劇の婺劇、越劇、三句半などの無形文化遺産の公演や、点茶、糖画(カラメル画)、麺人(練り粉で作った人形)などの制作のほか、漢服ショーや灯篭のパレードなどの催し物も行われました。

 ここ数日、山西省の平遥古城では新春の到来に向けて様々な準備作業が急ピッチで進められており、古城内のメーンストリートには赤い提灯が飾られ、新春のムードを盛り上げています。春節期間中、古城では漢服ショーや「灯謎」(なぞあて遊び)などが行われ、観光客に平遥古城の魅力を届けます。(閣、藤井)

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