雄安新区-北京大興国際空港間北線高速道路の支線が開通

  京雄高速道路義和荘サービスエリアの上り方面検問所が19日に完成し稼働し始めたのに伴い、北京と河北省雄安を結ぶ京雄高速道路の北京大興国際空港北線高速道路の支線が開通しました。これにより、雄安新区から北京大興国際空港へはわずか50分ほどでアクセスできるようになりました。

　今回開通した西側延長区間は、東は北京と河南省の開封を結ぶ京開高速道路を起点とし、西は北京と河北省の境界線まで、長さ8.16キロです。これに接続する河北省の京雄高速道路支線も同時に開通しました。京雄高速道路支線は、東は北京と河北省の境界線から、西は京雄高速道路の本線までを結ぶ長さ5.57キロです。新しく開通した高速道路全線の最高時速は120キロで、片側4車線となっています。大興空港北線高速道路の北京区間は政府と社会資本の共同出資方式を採用し、中国鉄道建設株式有限公司が建設を請け負ったもので、中段区間は2019年7月1日、東側延長区間は2021年5月17日に開通し運営されています。

　雄安新区と北京大興国際空港を結ぶ北京大興国際空港北線高速道路支線は全長13.73キロで、その開通は雄安新区から大興国際空港までが高速道路で直接つながることを意味しており、雄安新区および河北省南部地区から北京大興国際空港へのアクセスが一層便利になっています。（ZHL、坂下）