習近平主席、「パレスチナ人民連帯国際デー」記念大会に祝電

2022-11-30 12:48:17  CRI

 習近平国家主席は、29日に開かれた国連の「パレスチナ人民連帯国際デー」記念大会に祝電を送りました。

 習主席は祝電で、「パレスチナ問題は中東問題の核心である。全面かつ公正的にパレスチナ問題を解決することは、地域の平和と安定につながり、国際的公平と正義にもかかわっている」と指摘しました。また、「パレスチナとイスラエル両国が平和的に共存し、アラブ人とユダヤ人という二つの民族が手を携えて発展することは、双方の長期的利益に合致しており、各国人民の共通の期待にも合っている。国際社会は『二国家解決』を揺るぎなく堅持し、パレスチナ問題を国際議事日程の優先事項として考え、パレスチナ人民が一日も早く建国の夢をかなえることを支援していくべきだ」と呼び掛けました。

 さらに、「中国は一貫してパレスチナ人民の民族の合法的権利の回復や正義の事業を支持しており、和平協議によるパレスチナとイスラエルの平和実現を積極的に促している。中国はパレスチナ自治政府の権威を支持し、パレスチナ各派の団結強化を支持し、パレスチナとイスラエルの和平交渉の早期再開を望んでおり、中東和平プロセスが正しい軌道に戻ることを推し進めていく」と表明した上で、「中国は一貫してパレスチナ側に人道的支援や発展への援助を提供し、パレスチナ側の能力建設を支持しながら、パレスチナの経済発展、国民生活改善を支援していく」と明らかにしました。

 習主席はまた、「国連安全保障理事会常任理事国として、責任ある大国として、中国は引き続き国際社会と共に、中東地区の恒久的な平和と安全、共同繁栄の実現に最善を尽くしていく」と指摘しました。(Lin、野谷)

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