G20サミット閉幕、世界的な課題への協力を約束

2022-11-17 10:49:17  CRI

 インドネシア・バリ島で開かれていた第17回20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が16日、首脳宣言を採択して閉幕しました。 

 宣言は、世界の経済大国として、G20メンバーは、集団的な責任を負い、協力して措置を講じ、世界経済の回復を促し、世界的な課題に対応し、強力で持続可能かつ均衡のとれた包摂的な成長の基盤を築く必要があることを認識したと強調しました。 

 インドネシアのジョコ大統領は閉幕記者会見で、「今回のサミットでは現在の世界経済が抱えている厳しい課題について討議し、各方面は適切な行動で対応することで合意した」と述べました。さらに、G20は経済と開発の問題に焦点を当てるべきであり、政治化されるべきではないとの考えを改めて示しました。 

 サミットの閉幕会議で、インドがバトンタッチしてG20の新たな議長国となりました。インドのモディ首相は、「今後1年間、インドは包容力を示しながら、果敢に努力する姿勢で議長国を務め、各メンバーがコンセンサスの実行を加速させることを確保する」と表明しました。 

 なお、次回のG20サミットは2023年9月にインドの首都ニューデリーで開催されることになっています。(ZHL、野谷)

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