習主席、国連事務総長と会談

　習近平国家主席はバリ島で現地時間11月16日午後、国連のグテーレス事務総長と会談しました。

　習主席は、「中国は国連を核心とする国際システムの確固たる支持者である。世界平和の実現には、『国連憲章』の趣旨と原則を遵守し、各国の合理的な安全保障上の懸念を重視しなければならない。われわれは、発展を国際アジェンダの中心に据え、グローバル発展の新たな原動力を育て、グローバル発展パートナーシップを構築し、より力強く、よりグリーンで、より健全なグローバル発展を推進しなければならない。そして、より多くの成果が、より公平に、すべての国とすべての人に恩恵をもたらすようにしなければならない。われわれは、中国式現代化によって人類全体の進歩を推進し、中国の新たな発展によって世界に新たなチャンスをもたらし、激動する世界に安定性と確実性を提供していく」と述べました。

　グテーレス事務総長は、習近平氏の中国共産党中央委員会総書記の再任を改めて祝い、「国連は、中国の多国間主義の堅持を高く評価している。中国の努力は比類なきものだ。国連は一つの中国の原則を断固支持し、不可侵のものとして尊重しており、中国と引き続き緊密に協力していきたいと考えている。中国が世界の平和と発展のため、より重要な役割を果たすことを期待している」と述べました。（hj、MN）