G20バリ島サミット初日、習主席が強調したことは?

2022-11-16 20:33:26  CRI

バリ島通りに並ぶサミットPRパネル

 第17回20カ国・地域首脳会議が11月15日、インドネシアのバリ島で始まりました。中国の習近平国家主席は、「時代の課題に共に取り組み、明るい未来を共に築く」と題する重要演説を行い、世界経済の回復を推進する新たなコンセンサスを形成する新たな道筋を示しました。

 「発展」は習近平国家主席の演説の中で、最も印象的なキーワードです。習主席は、より包摂的かつ強靭な世界発展を推進することを提案し、先行する国はより多くのグローバル公共財を提供し、他国の発展を真摯に支援すべきだと強調しました。

 また、習主席はこの演説で、世界の発展分野で最も差し迫った課題である食糧・エネルギー安全保障に焦点をあて、「G20はこの問題を念頭に置き、生産、購入・貯蔵、資金、技術などの面で必要な支援を行うべきだ」と述べました。

 G20サミットは多国間会議の交流プラットフォームを構築し、各国の指導者が二国間会見を行うための貴重な機会を提供しました。11月15日、習主席は前日のバイデン米大統領との会談に続き、バリ島でG20サミットに参加する8か国の首脳と集中的に面会しました。8か国の首脳は、フランスのマクロン大統領、オランダのルッテ首相、スペインのサンチェス首相、南アフリカのラマポーザ大統領、セネガルのサル大統領、韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領、オーストラリアのアルバニージー首相、アルゼンチンのフェルナンデス大統領です。(hj、MN)

ラジオ番組
KANKAN特集