中国の発展は世界から切り離せず、世界の発展には中国が必要＝外交部

　25日の外交部定例記者会見では、記者から「第132回中国輸出入商品交易会（広州交易会）が24日に閉幕し、第5回中国国際輸入博覧会が来月初旬に開幕することで、世界は中国の対外開放の『リレー』を改めて目の当たりにすることになる。これについてどのようにコメントするのか」との質問が出されました。

　汪文斌報道官はこの質問に対して、「広州交易会と輸入博覧会、この2つの国際的な展示会は、中国がハイレベルな対外開放を推進し、開放型世界経済を建設するための生き生きとした実践だ。中国の対外開放の縮図と呼ばれる広州交易会はすでに65年の年月を経ており、今回の出展企業は前回より1万社近く増えた。中国国際輸入博覧会は、世界初の輸入をテーマとする国家レベルの展示会であり、第1回から4回までの累計成約額は2722億ドルを超えた。まもなく開催される第5回中国国際輸入博覧会では企業の出展募集の作業が全面的に実施されてきた。同博覧会のオンライン国家展は昨日に試験運用が始まった。我々は、中国市場の新たなチャンスを共有する外国企業が今後も増えていくことを信じる」と述べました。

　汪報道官はまた、「中国の発展は世界から切り離せない。また、世界の発展は中国を必要とする。我々は対外開放の基本国策を堅持し、互恵とウィンウィンの開放戦略を断固として信奉し、中国の新たな発展をもって世界に新たなチャンスを提供し続け、開放型世界経済の建設を推進し、各国の人々により多くの恩恵をもたらしていく」と強調しました。（RYU、鈴木）