深セン市中山海中トンネルが設置完了=中国広東省

2022-10-24 10:20:31  CRI

 広東・香港・マカオグレーターベイエリアの中山海中トンネルは21日、パイプの設置作業を終えました。2023年にドッキングが完了し、連結が実現する見込みです。

工事中の設置作業船

 このトンネルは総延長6845メートルのうち、海中沈下部分の長さは5035メートルあり、パイプ32本と結合場所1カ所からなっています。これは世界で最長、幅も最も広いコンクリート製海中トンネルです。2020年6月に初のトンネル海中沈下作業が行われてからすでに計31本の沈下作業が終わり、長さは4867.8メートルになっています。

 2024年の開通が予定され、広東省の深セン市から中山市までの所要時間が20分ほど減少することが可能で、区域の融合発展を促進できる見込みです。(殷、野谷)

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