「問天」実験モジュール 転位に成功

2022-09-30 20:53:45  CRI

 中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室が明らかにしたところによりますと、北京時間9月30日午後0時44分、約1時間にわたる宇宙・地上共同作業を経て、「問天」実験モジュールの転位が完了しました。 

 転位実施期間中、「問天」実験モジュールはまず関連の状態設定を完了した後、「天和」コアモジュールから切り離され、平面転位方式で転位を行ったほか、ノードモジュールの横方向ポートと再びドッキングしました。 

 中国が転位機構を利用して軌道上で大容量モジュールの転位操作を実施したのは今回が初めてです。「問天」実験モジュールの転位完了後、宇宙ステーションの結合体は「一」の字の形から「L」字型に変わました。その後、宇宙ステーション結合体は「L」字型で軌道上を飛行し、「夢天」実験モジュールが打ち上げられてドッキングした後、さらに転位を行って3つのモジュールで「T」字型結合体を形成します。(ZHL、CK)

ラジオ番組
KANKAN特集