長江禁猟実施後初の科学調査でスナメリの捕食を発見

2022-09-26 13:36:32  CRI

 2022年長江スナメリ科学調査期間中の24日、調査隊隊員が江蘇省鎮江市の省クラススナメリ類自然保護区内の水域で、めったに見られないスナメリの捕食場面を撮影しました。鎮江市長江流域でスナメリの捕食場面が撮影されたのは、近年では初めてです。

 2022年長江スナメリ科学調査江蘇省調査隊の陳炳耀隊長は、「こんなに鮮明に写っているのは極めてまれだ。付近の環境がよく、船も通らないため、スナメリのお気に入りの生息地だ」と紹介しています。これ以外にも、調査隊は25日午前、保護区内で何回もスナメリの姿を見つけたことから、保護区の生態系環境保護と回復が著しい成果を上げていることを物語っています。

 今回の調査は2006年、2012年、2017年に次いで4回目となる長江全流域でのスナメリ科学調査で、長江の全面禁猟の実施や『長江保護法』の公布・施行後初の、種の総合的調査となります。(殷、坂下)

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