出産異常総合予防・治療システム 初歩的に構築

2022-09-12 14:59:58  CRI

 9月12日は中国の出産欠陥予防デーです。中国国家衛生健康委員会の関係責任者はこのほど、現在中国で、出産欠陥の総合予防・治療システムが初歩的に確立し、3段階の予防対策の普及を通じて、出産欠陥の発症率を下げていることを明らかにしました。

 ここ数年、中国では出産異常による子どもの死亡が明らかに減少しています。3段階のうち第1段階予防は、結婚前・妊娠前の優生健康診断のことです。第2段階予防は、出産前スクリーニング検査、出生前診断、妊産婦保健を指します。第3段階予防は、新生児疾患のスクリーニング検査と児童のシステム化保健のことです。

 中国国家衛生健康委員会がこのほど発表した「2021年衛生健康事業発展統計公報」によりますと、昨年、中国全国の妊産婦はほぼ全員、院内出産を実現したということです。全国母子健康モニタリングによりますと、全国の5歳以下の児童死亡率、乳児死亡率はいずれもある程度、減少しているということです。(オウギ、CK)

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