エアバス天津工場 、A321機の組立開始

2022-09-12 16:21:02  CRI

 このほど、中国香港籍の貨物船が輸送するエアバスA321機の第1陣の大型部品2点が天津港で下され、13日にエアバス天津工場に運ばれる予定です。アジア唯一のエアバス最終組立ラインであるエアバス天津工場で、エアバスA321機の組立が正式に始まります。

 関係責任者によりますと、エアバスアジアA320シリーズ航空機の最終組立ラインが設けられて15年が経つ中、A321機種の核心的な大型部品が送られてきたのは今回が初めてで、一里塚ともなる事業ということです。

 エアバスは世界で4つのA320シリーズ機の最終組立ラインを有し、現在いずれもA321機を組立、納入する能力を備えています。アジア唯一のエアバスの最終組立ラインとして天津工場でA321機種の組立を正式に始めることで、A321機への需要の増加に対応できると見込まれています。今回の初のA321エアバス大型部品は、13日午前専用トラックでエアバス天津工場に輸送される予定です。

 第1陣のA321エアバスの大型部品の安全な積み下ろしのため、天津国境検査本部は、船舶が待つことなく入港できるようにし、作業効率を保証するとともに、港の作業や作業車の通行への影響を最大限低減し、埠頭での調整の強化、監視・誘導を行い、作業の安全に注意を払うなどしています。(Mou、CK)

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