2021年度世界コンテナ貨物量上位100港 上海港がトップ

2022-09-09 14:10:03  CRI

 

(2021年度世界コンテナ貨物量上位100港の1位に輝いた上海港)

 港湾および海運に関する世界最古のジャーナルである英ロイズリストはこのほど、世界の港湾施設の年間コンテナ取扱量をランキング化した「世界コンテナ貨物量上位100港」の実績をまとめて発表しました。取扱量が4700万標準コンテナに上った上海港が1位に輝き、中国からは合わせて28港がランクインしました。

 上位10港のうち、中国の港湾は8席を占めました。1位の上海港のほか、浙江省寧波の舟山港が3107万標準コンテナの取扱量で3位、広東省の深セン港と広州港がそれぞれ4位と5位になりました。山東省の青島港は6位で、中国北方港湾のうち最も高い順位にランクされ、天津港は8位、香港港は9位でした。なお、2位はシンガポール港、7位は韓国のプサン港でした。

 また、中国最大の川である長江の河口の南岸に位置する江蘇省の太倉港は703万8000標準コンテナの取扱量で25位にランクされましたが、貨物量は前年比35%伸び、100港のうち増加幅が最大の港湾となりました。

 日本からは五つの港湾がランクインし、東京港は432万6000標準コンテナの取扱量で46位、横浜港、神戸港、名古屋港、大阪港はそれぞれ72位、73位、77位、82位にランクされました。(Lin、野谷)

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