1~8月の貿易総額10.1%増、伸び安定=税関総署

2022-09-08 14:17:47  CRI

 税関総署は7日、今年1~8月の貿易統計を発表しました。国内の多くの地域で新型コロナが散発的に流行し、外部環境が複雑で変化が多い中、1~8月の物品貿易総額は前年同期比10.1%増の27兆3000億元(約564兆5000億円)で、2桁台の伸び率を維持しました。

 長江デルタ地域や珠江デルタ地域など貿易の「大黒柱」は、今年上半期に程度は異なるものの新型コロナの影響を受けましたが、輸出入は回復して上向きとなり、貿易の安定した伸びを保つのに寄与しました。税関の統計によりますと、1~8月の広東省、江蘇省、浙江省、上海市、北京市、山東省、福建省の7省・直轄市の輸出入額はいずれも1兆元(約20兆円)を超え、合計の輸出入額は前年同期比9.7%増で、全国の貿易の伸びへの貢献率は7割を超えました。

 貿易の「主力部隊」である民営企業の1~8月の状況を見ますと、全国の輸出入実績のある民営企業数は前年同期比7.3%増の45万9000社で、合計輸出入額は同14.9%増の13兆6800億元(約283兆円)でした。(雲、柳川)

 

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