外交部 ウクライナ問題をでっち上げた張本人の米国は「一人勝ち」

2022-09-02 19:01:43  CRI

 外交部の趙立堅報道官は2日の定例記者会見で、「ウクライナ問題をでっち上げた張本人の米国は、自分の手を汚さずに漁夫の利を得る『一人勝ち』の状態だ。しっかり考えて警戒すべきだ」と警告しました。

 最近になり、欧州諸国の多くはロシアに対する制裁を加えたことによってエネルギー不足という難題に直面し、やむを得ず遠方の米国から高価な天然ガスを購入しています。一部の欧州メディアは、米国は救世主のふりをして欧州諸国に天然ガスを転売し、巨額な利益を強奪していると報じました。

 趙報道官は同件について、「関連報道を目にした。欧米市場の天然ガスの価格差は現在、過去最高記録の10倍にもなった。米国側の統計によると、欧州に向かう米国のLNGタンカーは毎回1億ドル以上の暴利を得ている。米国の軍需企業や食糧商社は次々にウクライナ危機と戦争によって利益を得ている。同時に、米国のエネルギー企業も同盟国から利益を『刈り取り』し放題だ。そして、欧州の人々は高騰しつつある電力代や暖房代を負担しなければならず、さらに停電の恐れに直面している」と指摘しました。(Lin、鈴木)

 

ラジオ番組
KANKAN特集