外交部報道官、駐中国米国大使の台湾関連発言について記者の質問に答える

2022-08-22 20:42:14  CRI

 米国のバーンズ駐中国大使は19日にCNNのインタビューに応じた際、「ペロシ下院議長の台湾訪問に中国が過剰反応したことが台湾海峡の不安定要因となり、米中関係の危機を招いた」と発言しました。

 これを受けて、中国外交部の報道官は22日、「バーンズ大使の発言は白黒を逆転させている。米国の強弁と覇権主義的な論理を再び露呈した」として、「米国の高官が交代で前に出ては事実を歪曲しているが、これは台湾海峡情勢に緊張をもたらした責任から逃れようとする行為だ」と指摘しました。

 報道官はまた、「一つの中国の原則は中国の核心的利益の中の核心である。いかなる国、勢力、人であっても、国家主権と領土保全を守り、国家の統一と民族の復興を実現しようとする中国政府と国民の強い決意、確固たる意志、強大な能力を過小評価してはならない」として、「他国の主権と領土保全を尊重し、内政に干渉しないという国際関係上の基本準則を厳守し、一つの中国の原則と中米間の三つの共同コミュニケが規定する正しい道に戻り、中国の核心的利益を損なう一切の言動をやめるように」と改めて米国に促しました。(ヒガシ、謙)

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